髪の静電気って、ヘアオイルで抑えられるのかな。冬になると髪がパチパチして、顔や服にはりつくと気になるよね。
実は、ヘアオイルは髪の静電気を抑える手のひとつになります。カギになるのは、オイルをつけるときの髪の状態です。
ヘアオイルは髪の表面をおおってこすれを減らし、水分が残っている髪につければ、その水分を逃がしにくくして乾燥を防ぐとされているからです。
この記事では、うるおい研究室が、ヘアオイルで静電気を抑えられる理由と、つけたら逆にパチパチしないかへの答え、すぐ取れるときの朝と日中のつけ方をまとめました。オイル以外の防ぎ方にも答えます。
読み終えるころには、静電気が気になる日のつけ方が分かって、乾燥する季節も、まとまりのある髪を目指せるはずです。
髪の静電気はヘアオイルで抑えられる?乾燥とこすれの対策になる
ヘアオイルは、髪の静電気を抑える手のひとつになります。こすれを減らし、水分が残っている髪につければ乾燥も防ぐので、静電気の対策になります。ただし、静電気をゼロにするものではありません。
髪の静電気は、乾燥した髪がこすれると起きやすいとされます。ヘアオイルは、髪の表面をおおってこすれを減らし、水分が残っている髪につけると、その水分を逃がしにくくするとされています。

静電気を完全になくすのは難しく、部屋の湿度など、オイル以外の手と合わせて抑えるものとされます。乾燥とこすれの両方に関わるので、ヘアオイルはその手のひとつとして使えます。
髪に静電気が起きるのはなぜ?乾燥とこすれが重なると起きやすい
髪の静電気は、乾燥とこすれが重なると起きやすくなります。
空気や髪が乾いているときに、髪がこすれると起きやすいとされます。こすれるきっかけは、マフラーやニットの脱ぎ着、ブラッシング、寝ているあいだの枕などです。
化学繊維の服や、細くてやわらかい髪、傷んだ髪も、静電気が起きやすいとされます。冬に多いものの、冷房で空気が乾いているときに起きることもあります。
静電気が起きると、髪が広がったり、顔や服にはりついたり、絡まりやすくなったりすることがあります。
乾燥と静電気で髪が絡まるときのほどき方と対策は、髪が絡まる原因とほどき方をまとめた記事にあります。
乾燥を防ぐのはどんなとき?水分が残っている髪につけたとき
ヘアオイルが乾燥を防ぐ側に働くのは、水分が残っている髪につけたときです。
ヘアオイルは、髪に水分を足すものというより、髪の表面をおおって、髪の水分を逃がしにくくするものとされるからです。
お風呂上がりにタオルで水気をとり、乾かす前につける使い方が、これにあたります。乾いた髪につけた場合も、こすれを減らす働きはあるとされます。
静電気が気になる季節ほど、水分が残っているうちにつけることを意識します。


ヘアオイルで逆に静電気が起きる?抑える側に働く。アイロンの日は順番に注意
ヘアオイルは、静電気を抑える側に働くものとして紹介されることが多いです。気をつけたいのは、アイロンを使う日の順番です。
オイルは、こすれを減らし、水分を逃がしにくくする側に働くとされるからです。
逆に静電気が起きやすくなると言われる使い方には、オイルをつけたばかりの濡れた髪に、そのままアイロンの熱を当てることがあります。熱で傷んだ髪は、静電気が起きやすいとされます。
つけ方とアイロンの順番を守れば、静電気の対策として使えます。
アイロンの前につけてもいい?普通のヘアオイルはアイロンのあと
普通のヘアオイルはアイロンのあとにつけ、前に使うなら「アイロン用」と書かれたものにします。濡れた髪につけたら、乾かしてからアイロンです。
オイルをつけたばかりの濡れた髪に熱を当てると髪が傷みやすく、傷んだ髪は静電気も起きやすい、とされるからです。
濡れた髪につけるオイルなら、つける、乾かす、アイロンの順にします。そのオイルをアイロンの日に使えるかは、ボトルの「使い方」で確かめます。
アイロンの前に使えるオイルの見分け方と、どこまで乾かしてから当てるかは、ヘアアイロンとヘアオイルの順番をまとめた記事にあります。
多めにつけたほうがいい?つけすぎや根元はベタつきの元。毛先から少しずつ
静電気が気になるときも、多めにはつけず、毛先から中間に少しずつつけます。つけすぎたり根元につけたりすると、ベタついたり重く見えたりしやすくなるからです。
静電気の対策でも、オイルは少しの量をなじませるのが基本とされます。根元は地肌に近く、重さが出やすいところです。
量は手元の表示どおりにして、少ないほうから始め、足りなければ少しずつ足します。
髪の長さ別の量の目安と、毛先からのつけ方は、広がりが気になる髪向けに、ヘアオイルの量とつけ方をまとめた記事にあります。


ヘアオイルがすぐ取れるときは?朝は湿らせてから、日中は毛先に少し足す
つけてもすぐ取れてパチパチするなら、朝のつけ方と、日中の足し方を分けて見直します。
乾いた髪にのせただけのオイルは、こすれを減らす働きが中心で、水分を保つ側の働きは生かしにくいとされるからです。乾いた髪につけるのがだめ、ということではありません。
朝は髪を軽く湿らせてからつけ、日中は少しだけ足します。どちらも、量は少しずつです。
朝はどうつける?軽く湿らせて毛先に少しつけ、乾かして仕上げる
朝は、ヘアウォーターや霧吹きの水などで髪を軽く湿らせてから、オイルを毛先に少しだけなじませ、乾かして仕上げます。
水分が残っている髪につけると、水分を逃がしにくくする側の働きを生かしやすいからです。お風呂上がりの、水分が残っているうちにつけて乾かす流れと同じです。
湿らせるのは、髪全体が軽く湿るくらいです。手元のオイルが濡れた髪に使えるものかは、ボトルの「使い方」で確かめます。ヘアウォーターとオイルの順番が表示にあれば、それに従います。
湿らせたまま置かずに、乾かしてから出かけます。濡れた髪は、こすれに弱いとされるからです。
湿らせずに、乾いた髪にそのままつける日は、乾かす前につけるときより量を少なくします。
すぐ取れると感じる朝は、湿らせる一手間を足します。



日中にパチパチしたら?手に残るくらいの量を毛先にだけ足す
日中にパチパチしたら、手に残るくらいの少しの量を、毛先にだけなじませます。
乾いた髪に、濡れた髪と同じ量を足すと、重くなりやすいからです。外出先では、少しの量を毛先になじませるとよい、とされます。
何度も重ねてつけず、足した分は、次のシャンプーで落とします。
その場で収まらないときは、ドアノブなどの金属に一度さわってから髪を整える方法や、持ち歩けるミストや静電気防止スプレーを使う方法もあります。
日中は「少しだけ、毛先だけ」にします。毎日つけるときの量と、つけた分の落とし方は、ヘアオイルを毎日つけるときの量と落とし方をまとめた記事にあります。
ヘアオイル以外で髪の静電気を防ぐには?湿度・服・ブラシ・乾かし方・寝るとき
ヘアオイルだけでは静電気をゼロにはできないので、乾燥とこすれの元を、部屋の湿度・服・ブラシ・乾かし方・寝るときで減らします。
静電気は乾燥とこすれが重なると起きやすいので、オイルが届かないところの元も減らすと、抑えやすくなるとされます。
| 見直すところ | やること |
|---|---|
| 部屋の湿度 | 加湿器などで、部屋の空気が乾きすぎないようにする |
| 服 | 化学繊維の服や、ウールとポリエステルの重ね着を控える |
| ブラシ | プラスチックより、木製や天然毛、静電気を防ぐと書かれたブラシで、力を入れずにゆっくりとかす |
| 乾かし方 | 根元から乾かし始め、最後は冷風で終える |
| 寝るとき | 根元まで乾かしてから寝る。ナイトキャップやシルクの枕カバーで、枕とのこすれを減らす |
乾かす順番と、温風を止める目安は、ドライヤーで髪を乾かす順番と止めどきをまとめた記事にあります。
どれか1つで決めず、できるところから組み合わせます。
洗い流さないトリートメントでも防げないときは?つけ方と表示を見直す
洗い流さないトリートメントを使っても静電気が気になるなら、つけ方と、ボトルの表示を見直します。上の表の、こすれの元も一緒に見ます。
洗い流さないトリートメントも、タオルで水気をとったあとに、毛先から中間を中心に薄く行き渡らせて、乾かすのが基本とされるからです。
選び直すなら、ボトルに「静電気」や「帯電」を防ぐと書かれたものを選ぶ方法もあります。ヘアオイルと重ねるときの順番は、手元の表示どおりにします。ミルクとオイルなら、ミルクが先、オイルがあとで案内されることが多いです。
つけ方、表示、こすれの元の3つを見直します。洗い流さないトリートメントとヘアオイルの違いと、重ねる順番は、洗い流さないトリートメントとヘアオイルの違いをまとめた記事にあります。
まとめ:ヘアオイルで静電気は抑えられる。水分が残っているうちに毛先から
ヘアオイルは、こすれを減らし、水分が残っている髪につければ乾燥も防ぐので、静電気を抑える手のひとつになります。ゼロにはならないので、部屋の湿度・服・ブラシ・乾かし方・寝るときも、あわせて見直します。
つけるのは、水分が残っているうちに、毛先から少しずつです。アイロンの日は、普通のヘアオイルをアイロンのあとにつけます。すぐ取れるなら、朝は軽く湿らせてからつけ、日中は手に残るくらいを毛先にだけ足します。


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