毛先に枝毛を見つけると、つい手で裂いて取りたくなるけど、それでいいのかな。
ちゃんとなくす方法があるなら、知りたいよね。
実は、枝毛をなくす方法は2つです。
できた枝毛を裂かずに切ることと、これから伸びる毛先に枝毛を増やさないこと。
できた枝毛は元に戻りません。
もともと枝毛は、主に熱やこすれ、カラー、紫外線による傷みが毛先にたまってできるものです。
この記事では、うるおい研究室が、裂かないほうがよい理由と枝毛の切り方をまとめました。
枝毛ができる原因と増やさない毎日の手入れも紹介し、ヘアオイルでなくせるのかにも答えます。
読み終えるころには、枝毛を見つけても迷わず手入れできるようになって、伸ばしている髪も、毛先まできれいなまま楽しめるはずです。
枝毛をなくす方法は?
枝毛をなくすには、できた枝毛を切って取り除き、これ以上増やさない手入れをします。
元に戻らないので、ヘアオイルやトリートメントでなくすことはできません。
見つけた枝毛は、手で裂かずに、はさみで切ります。
枝毛は、主に熱やこすれ、カラー、紫外線による傷みが毛先にたまってできます。
増やさないためには、毎日の手入れで、その傷みのきっかけを減らします。
家でできるのは、見つけた枝毛を裂かずに切ることと、毎日の手入れを見直すことです。
できた枝毛は元に戻る?
できた枝毛は、元に戻りません。
髪は、自分の力では元に戻らないもの。
裂けてしまったところは、家での手入れでも、美容室のトリートメントでも、元どおりにはできません。
枝毛は、切ればその部分を取り除けます。
ただ、残った髪の傷みまで元に戻るわけではありません。
切ったあとは、増やさない手入れを続けます。
枝毛は放っておいていい?
枝毛は放っておかずに、見つけたら早めに切りましょう。
放っておくと、裂け目がさらに上のほうへ広がっていくことがあります。
裂け目が上へ広がるほど、切るところも上になり、そのぶん短くする長さも増えます。
毛先に枝毛がたくさんあるときも、見つけたものから切っていきます。


枝毛の対処法は?
見つけた枝毛は、手で裂いたり抜いたりせず、裂けているところより上で切ります。
そのすぐ上も傷んでいることがあるので、ぎりぎりではなく、少し余裕をもって上を切るのがコツです。
裂けているところは、毛先が2つ以上に分かれているところか、毛先の少し上が縦に裂けて輪のようになっているところです。
どこまで切るかは傷み方で変わり、紹介されている長さもまちまちなので、決まった長さではなく、裂けたところを目印にします。

枝毛は裂いてもいい?
枝毛は、手で裂かないほうがよいです。
見つけたら、はさみで切ります。
無理に裂くと、まだ裂けていないところまで傷みが広がりやすくなります。
抜くのも負担になると言われています。
裂いて取ると、その場では枝毛を取り除けたように見えますよね。
でも、裂いたぶん、毛先が細くなってしまうことも。
絡まった髪を無理に引っ張らないのと、同じ考え方です。
切りたくないときは?
できた枝毛は元に戻らないので、切らずになくすことはできません。
ただ、長さを大きく変える必要はありません。
枝毛になった毛だけを、裂けたところより少し上で切れば、ほかの髪の長さはそのままです。
長さを残したいときは、見つけた枝毛を1本ずつ切ります。
切らずに枝毛をなくす方法が紹介されていることもありますが、そうした手入れでも、できた枝毛が元に戻るわけではありません。
裂け目が上へ広がる前に切れば、そのぶん切る長さも少なくてすみます。
自分で切ってもいい?
自分で切ってもかまいません。
切るなら、髪を切るための、よく切れるはさみで、裂けているところより少し余裕をもって上を切ります。
紙や工作用のはさみで切ると、切り口から傷みが進むおそれがあります。
切れ味の悪いはさみも、傷みのもとです。
自分で切った経験がなく不安なら、美容室で切ってもらうほうが、仕上がりもよく、安心です。
すぐに切れないときは、枝毛を裂かずに、毛先をこすらないようにしておきます。


枝毛の原因は?
枝毛の主な原因は、熱・こすれ・カラー(パーマやブリーチを含みます)・紫外線で、髪が傷む原因と同じです。
こうした傷みが毛先にたまると、枝毛になりやすくなります。
ドライヤーやアイロンの熱や、洗う・拭く・とかす・寝るときのこすれで、髪の表面の重なりは傷みます。
カラーやパーマ、強い紫外線のあとは、表面がはがれやすい状態です。
そこに毎日の小さなこすれが加わって、傷んでいきます。
とくに濡れている髪はこすれに弱く、濡れたまま置く時間が長いと、そのぶん傷むきっかけが増えます。
見直し方も、髪の傷みと同じ。
熱・こすれ・カラー・紫外線がそれぞれ髪をどう傷めるかと、毎日の場面ごとに傷めにくくする方法は、髪が傷む原因と、傷まない方法をまとめた記事にあります。
枝毛とは?
枝毛は、髪の表面の重なりがはがれて薄くなり、中が縦に裂けた状態の髪です。
表面の重なりが傷んで薄くなった毛先では、こすれたり引っ張られたりしたときに、髪が縦に裂けやすくなります。
どこからを枝毛と呼ぶか、はっきりした決まりはありませんが、見た目では次の2つで見分けます。
- 毛先が2つ以上に分かれている
- 毛先より少し上が縦に裂けて、輪のようになっている
種類をいくつかに分けて紹介されることもありますが、この記事では、切るかどうかを決めるのに使うこの2つの見た目で見ます。
裂け目が毛先から離れて上のほうにあるものほど、切るところも上に。
プルエクなどのエクステ(つけ毛)も、寝ているときのこすれや、ドライヤーなどの熱で、毛先が傷むことがあるとされています。
人毛か人工毛かで、熱への強さなどの扱いが違います。
この記事で紹介した切り方は地毛の話なので、エクステの毛先は、こすれを減らす手入れから見直します。
なぜ毛先にできる?
毛先は、根元より長いあいだ、毎日の手入れやカラー・パーマを受けてきた部分です。
根元の近くは、生えてきたばかり。
髪は毛先に近いほど、また長い髪ほど、カラーやパーマを受けてきた回数が重なって傷みやすくなります。
洗ったり整えたりした回数が多い毛先ほど、表面の重なりが傷んで薄くなりやすい、という説明もあります。
だから、毛先に傷みをためない手入れが、枝毛を増やさないことにつながります。

枝毛になりやすい人は?
毛先に傷みがたまりやすいのは、髪が長い人やカラーが多い人など、次のような人です。
- 髪が長い人
- カラーやパーマの回数が多い人
- アイロンを使うことが多い人
髪が長いほど、毛先は長いあいだ手入れを受けています。
カラーやパーマのあとは、表面がはがれやすくなっています。
アイロンで熱を加えているときは、髪がとくに傷つきやすい状態です。
細くてやわらかい髪はなりやすい、という説明もあります。
ただ、髪質より、毎日どう手入れしているかが大事、という説明もあります。


枝毛を増やさない手入れは?
枝毛を増やさないためには、毛先に傷みをためないよう、熱とこすれを毎日の場面で減らします。
枝毛のもとになる傷みは、毎日の熱とこすれで、少しずつ毛先にたまっていきます。
毛先にかかわる場面と、見直すことは次のとおりです。
| 場面 | 見直すこと |
|---|---|
| アイロン | 温度を上げすぎず、同じところに当て続けない。濡れたままの髪に当てない |
| 乾かす | 濡れたまま置かずに、早めに乾かす。同じところに温風を当て続けない |
| 拭く・とかす | タオルはこすらず押さえる。とかすのは毛先から少しずつ |
| 寝る | 根元や襟足まで乾かしてから寝る。枕とのこすれを減らす |
| 毛先の手入れ | 定期的に毛先を見て、枝毛は見つけたら切る。オイルは毛先を中心に少なめに |
| カラー・日差し | カラーやパーマの回数は抑える。日差しの強い日はよける |
並びは場面の順で、大切な順ではありません。
全部をいっぺんに変えなくてよいので、自分に当てはまる場面から始めましょう。
アイロンとドライヤーは?
アイロンは、温度を上げすぎず、同じところに当て続けないように。
ドライヤーは、濡れたまま置かずに早めに乾かし、同じところに温風を当て続けないようにします。
熱を加えているあいだの髪は傷つきやすく、濡れている髪はこすれに弱いものです。
アイロンは、濡れたままの髪には当てません。
どこまで乾かしてから当てるかは、機種によって「よく乾かしておく」「湿り気が残る程度まで乾かす」など書き方が違うので、手元の取扱説明書のとおりにします。
アイロンの前に使うオイルの見分け方と、取扱説明書の書き方の違いは、ヘアアイロンとヘアオイルの順番の記事にまとめています。
ドライヤーは、根元から乾かし始めて、最後は冷風で終えるのが基本。
どこで温風を止めるかと、ドライヤーとの距離は、説明が分かれています。
乾かす順番と、止める目安・距離の違いは、ドライヤーの乾かし方の記事にあります。
タオルやブラシは?
タオルは髪をこすらず、包んで押さえるように水気を取ります。
とかすときは、目の粗いくしやブラシで、毛先から少しずつほぐします。
濡れている髪は、こすれの影響を受けやすいもの。
絡まったところを無理に引っ張ると、まわりの髪まで傷みが広がることがあります。
絡まったときのほどき方と、こすれを減らす洗い方は、髪が絡まる原因と対処法の記事にあります。
寝るときは?
寝る前は、根元や襟足(首の後ろの生え際)まで乾かしてから寝て、枕とのこすれを減らしましょう。
濡れた髪はこすれに弱く、寝ているあいだは、寝返りのたびに枕とこすれます。
ナイトキャップや、表面がなめらかな枕カバーで、こすれを減らす方法もあります。
オイルを使うなら、乾かす前に毛先へつけるのが基本です。
乾かしたあとに足したくなったときの量とタイミングは、寝る前のヘアオイルの記事にあります。
疲れて乾かせない日の乾かし方と、寝落ちした翌朝の寝ぐせの直し方は、髪が濡れたまま寝るとどうなるかの記事にまとめています。
毛先を整えるのはいつ?
髪を伸ばしている途中でも、定期的に毛先を見て切ると、枝毛になった毛先をためずにすみます。
毛先は、傷みがたまりやすい部分です。
裂け目は、放っておくと広がっていくことがあります。
どのくらいの間隔で切るかは、髪の長さや傷み方で変わるので、枝毛が見つかったときを切りどきにします。
カラーやパーマの回数も、あわせて抑えます。
ヘアオイルで枝毛はなくせる?
ヘアオイルで、できた枝毛をなくすことはできません。
オイルは、裂けた毛先を元に戻すものではありません。
トリートメントも同じです。
オイルにできるのは、毛先の表面をおおって手ざわりを一時的に整えることと、毛先のこすれを減らすことです。
だから、できた枝毛は切り、オイルは毛先のこすれを減らす手入れのひとつとして使います。
つけるなら、乾かす前の毛先を中心に少なめに。
量は手元の表示どおり、少ないほうから始めます。
毛先につける量の見当と、毎日つけてもよいかは、ヘアオイルを毎日つけてよいかの記事にあります。


まとめ
できた枝毛は元に戻らないので、切って取り除き、これ以上増やさないことが大切です。
迷ったら、次の4つを思い出してください。
- なくす:できた枝毛は元に戻らない。切って取り除く(オイルやトリートメントではなくせない)
- 対処:手で裂かずに、裂けたところより上を、髪用のよく切れるはさみで
- 原因:主に熱やこすれ、カラー、紫外線の傷みが、毛先にたまってできる
- 増やさない:アイロンやドライヤーの熱と、タオル・ブラシ・寝るときのこすれを減らし、毛先は定期的に整える


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