ヘアミストとヘアオイル、どっちを使えばいいのかな。
どちらも洗い流さずに髪につけるものだから、何が違うのか分かりにくいよね。
実は、ヘアミストは軽い仕上がりのものが多く、ヘアオイルは髪がまとまりやすいのが大きな違いです。
どっちを使うかは、いま困っていることと、欲しい仕上がりの重さで決められます。
ミストは水分が中心のものが多く、オイルは油分が中心で、髪の表面をおおいます。
この中身の違いで、仕上がりの重さも、向いている場面も変わってきます。
この記事では、うるおい研究室が、ヘアミストとヘアオイルの違いと使い道、選び方をまとめました。
両方使うときの順番や、ヘアミルクとの違いにも答えます。
読み終えるころには、その日の髪に合わせてミストとオイルを選べるようになって、毎日の髪も今よりきれいに仕上がるはずです。
ヘアミストとヘアオイルの違いは?仕上がりの重さ
ヘアミストとヘアオイルの大きな違いは、中身と仕上がりの重さです。
ミストは水分が中心で軽い仕上がりのものが多く、オイルは油分が中心で、髪がまとまりやすくなります。
ヘアミストは、髪に霧のように吹きかけて使う、洗い流さないヘアケアのスプレーです。
決まった定義はなく、中身は商品によって違います。
ヘアオイルは、名前のとおり、油を中心にしたものです。
ミストは出し方から、オイルは中身から付いた名前と考えると、分かりやすくなります。
ヘアミルクも入れて3つを並べると、次のようになります。
| ヘアミスト | ヘアミルク | ヘアオイル | |
|---|---|---|---|
| 中身 | 水分が中心のものが多い | 水分と油分が混ざっている | 油分が中心 |
| 仕上がりの重さ | 軽い・さらっと | ミストとオイルのあいだ | 重め・まとまりやすい |
| 向く場面 | 寝ぐせ直し・セットの前・乾かす前・日中の直し | 乾かす前 | 乾かす前・乾いた髪の仕上げ・日中の直し |
どれも多くの商品に当てはまる傾向で、軽めのオイルや、まとまりやツヤを出すミストもあります。
なぜ仕上がりの重さが違う?ミストは水分、オイルは油分
違いのもとは、中身です。
ミストは水分が中心のものが多いので、軽く仕上がりやすくなります。
オイルは油分が中心で髪の表面をおおうので、まとまりやツヤが出やすいもの。
ミストは、髪を湿らせて整えやすくするためのものが多い、という説明があります。
いっぽうオイルは、髪に水分を足すものというより、髪の表面をおおって、髪の水分を逃がしにくくするものとされます。
仕上がりを表す言葉でも、ミストは「さらっと」「軽い」、オイルは「しっとり」「まとまる」のように書き分けられることが多いです。
ただ、どれも多くの商品に当てはまる傾向です。
軽いオイルもある?商品ごとに表示で見る
あります。
「ミストは軽く、オイルはまとまりやすい」は多くの商品に当てはまる傾向で、例外もあります。
ミストは目的によって種類が分かれ、仕上がりや使う場面もさまざまです。
寝ぐせ直し用のもの、髪にうるおいを与えるもの、香りが目的のもの、まとまりやツヤを出すものなど。
名前に「オイルミスト」とあるものは、中身が水分中心とは限りません。
オイルにも、さらっとした軽めのものから、重めのものまであります。
手元の1本の重さと使う場面は、ボトルや商品ページの表示で確かめましょう。
「さらさら」「しっとり」「まとまる」「寝ぐせ直しに」などの言葉が手がかりです。
軽めのヘアオイルを、ボトルの仕上がりの言葉で見分ける方法は、猫っ毛向けのヘアオイルの記事にあります。
ヘアミルクとはどう違う?重さはミストとオイルのあいだ
ヘアミルクは、水分と油分が混ざった、乳液のようなものです。
仕上がりの重さはミストとオイルのあいだで、ミスト、ミルク、オイルの順に重くなることが多いです。
「軽い」「重め」は、比べる相手によって変わります。
ミストと比べるとミルクは重め、オイルと比べるとミルクは軽めです。
3つを重さの順に並べると、どちらの言い方とも食い違いません。

ミルクとオイルで迷ったら、髪質より先に、いま困っていることと欲しい仕上がりの重さで選びます。
その2つの見方は、ヘアオイルとヘアミルクの違いをまとめた記事にあります。


使い道は?寝ぐせはミスト、仕上げはオイル
寝ぐせ直しや、セットの前に髪を整えるならミスト、乾いた髪の仕上げに毛先をまとめたいならオイルです。
乾かす前と日中の直しには、どちらも使えます。
場面ごとの使い方は、次のとおりです。
- 乾かす前:タオルで水気をとってから、ミストは中間から毛先へ、オイルは毛先からなじませて乾かします。両方使う日の順番は、このあとの「併用できる?」で見ます
- 朝のセットの前:ミストで髪を整えてから、セットする使い方があります
- 日中の直し:ミストは毛先など、パサつきや広がりが気になるところに少しだけ吹きかけて手ぐしで整え、オイルは手に残るくらいの少しを毛先にだけなじませます。どちらも、何度も重ねてつけません
- 絡まったとき:ミストやオイルですべりをよくしてから、毛先から少しずつほどきます。ほどき方は、髪が絡まる原因とほどき方をまとめた記事にあります
ミストは種類によって使う場面が変わるので、手元の1本が何に使うものかは、ボトルの表示で確かめます。
使う量も、手元の表示どおりにします。

寝ぐせはミストでどう直す?根元から湿らせて、乾かし直す
寝ぐせ直し用のミストは、寝ぐせのところに吹きかけます。
表面だけでなく根元や内側まで湿らせてから、根元から乾かし直しましょう。
寝ぐせは根元や内側からついていることが多く、表面だけ湿らせても直りにくい、という説明があります。
びしょびしょになるほどかけなくてよく、量は手元の表示どおりです。
乾かすときは、形を整えながら風を当てます。
香りのミストはいつ使う?セットのあとにかける
香りを楽しむためのミストは、ドライヤーやアイロンでセットしたあとに使います。
熱の前に使うと、香りが熱で飛びやすいとされます。
寝ぐせ直し用や、うるおいを与えるためのミストに香りがついているなら、使うタイミングは表示どおりです。
香りの強さが気になるときは、少なめから始めます。
アイロンの前は?アイロン前用のものを使う
アイロンの前にミストやオイルを使うなら、表示に「アイロンの前に」とあるものを、表示どおりに使います。
普通のヘアオイルは、アイロンのあとに使うものです。
アイロンの前に髪をどこまで乾かすかは、機種によって「よく乾かしておく」「湿り気が残る程度まで乾かす」など書き方が違うので、手元のアイロンの取扱説明書のとおりにします。
アイロンの前に使えるかの見分け方と、どこまで乾かすかの確かめ方は、アイロンとヘアオイルの順番をまとめた記事にあります。


ミストとオイル、どっち?困りごとと重さで選ぶ
1本だけなら、髪質より先に、いま困っていることと欲しい仕上がりの重さで選びます。
ヘアオイルとヘアミルクで迷ったときと、同じ考え方です。
たとえば、次のように分けられます。
- ミストから:寝ぐせを直したい、重い仕上がりが苦手、香りを楽しみたい
- オイルから:毛先のパサつきが気になる、広がりをまとめたい、ツヤがほしい
困りごとが2つあるなら、強いほうに合わせて、1本から始めます。
髪質で選ばなくていい?髪質は商品の表示で見る
髪質で決めなくてかまいません。
先に困りごとと仕上がりの重さで決めて、髪質は「細い髪に」のような商品ごとの表示で見ます。
細い髪やボリュームが少ない髪にはミストを、という説明もあります。
ただ、オイルにも軽めのものがあり、細い髪だからオイルが使えないわけではありません。
たとえば細い髪でも、毛先のパサつきや広がりが気になるなら、軽めのオイルを選ぶ方法もあります。
ミルクも入れた3つならどれ?困りごとに合わせて1本から
3つ全部をそろえなくてかまいません。
まずは、困りごとに合わせて1本から。
それで足りることが多いです。
ミルクとオイルはどちらか一方で十分、という意見もあります。
重さの順で考えると、選びやすくなります。
- ミスト:軽さを優先したいとき
- ミルク:ミストでは軽すぎるけれど、オイルは重いと感じるとき
- オイル:まとまりやツヤがほしいとき
いま困っていることがないなら、無理に増やさなくてかまいません。
両方や3つを使う日の順番は、このあとの「併用できる?」で見ます。


ヘアミストとヘアオイルは併用できる?ミストが先
ミストとオイルは、一緒に使えます。
両方使うなら、ミストが先、オイルが後と案内されることが多いです。
手元の表示に順番が書いてあれば、そちらに従います。
先にミストで髪を整えてから、オイルで表面をおおう形になります。
水分の多いものを先に、油分の多いものをあとに、と考えると覚えやすいです。
乾かす前に両方使う日は、タオルで水気をとってから、先にミストをなじませます。
そのあと、オイルを毛先からつけて乾かしましょう。
乾いた髪にオイルを足すときは、このあとの「乾かす前と後、どっち?」で見ます。
ヘアミルクも使うなら?ミスト、ミルク、オイルの順に
3つ使う日は、ミスト、ミルク、オイルの順にします。
手元の表示に順番があれば、そちらが先です。
ミストのあとにミルクやオイルを重ねる、と案内されることが多いもの。
ミルクとオイルなら、ミルクが先、オイルが後と案内されることが多いです。
この2つの説明を重ねると、ミスト、ミルク、オイルの順になります。
3つ全部をそろえる必要はありません。
重いと感じたら、使うものを減らしましょう。
ミルクとオイルを重ねる順番と、洗い流さないトリートメントとの関係は、洗い流さないトリートメントとヘアオイルの違いをまとめた記事にあります。
乾かす前と後、どっち?オイルの表示で決める
ドライヤーの前に重ねるか、乾かしたあとに足すかは、オイルの表示で決めます。
オイルには、濡れた髪につけて乾かすものと、乾いた髪の仕上げに使うものがあります。
濡れた髪用のオイルなら、ミストのあとに続けてつけてから乾かします。
仕上げ用のオイルなら、ミストを使って乾かしたあと、毛先に少しだけ。
どちら用かは、ボトルの「使い方」で確かめます。
併用すると重くならない?少なめから、オイルは毛先に
重ねるほど重くなりやすいので、どちらも少なめから始め、オイルは毛先に少しだけつけます。
足りなければ、あとから足しましょう。
つけすぎると、ベタつくことがあります。
オイルは、根元や頭皮を避けて、毛先から中間へ。
香りつきのものどうしを重ねるときは、香りが強くなりすぎないよう、どちらも少なめにします。
重さやベタつきが気になるときに、量・つける場所・オイルの重さのどこを見直すかは、ヘアオイルがベタつく原因と直し方をまとめた記事にあります。


まとめ:違いは仕上がりの重さと使う場面
ヘアミストとヘアオイルは、中身と仕上がりの重さが違い、向いている場面も違います。
迷ったら、次の4つを思い出してください。
- 違い:ミストは水分中心で軽いものが多く、オイルは油分中心でまとまりやすい
- 使い道:寝ぐせ直しやセットの前はミスト、乾いた髪の仕上げはオイル。乾かす前と日中の直しは、どちらも使える
- 選び方:1本なら、困りごとと仕上がりの重さで。3つそろえなくていい
- 両方使うなら:手元の表示が先。なければミストが先、オイルが後。少なめから


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