ヘアアイロンの前にヘアオイルをつけるのって、ダメなのかな。アイロンを当てる直前、手に取ったオイルをそのまま髪に塗っていいのか、迷うことあるよね。私も、ヘアアイロンを使う日に、ヘアオイルを前と後のどちらにつけるか迷ったことがあります。
実は、アイロンの前にヘアオイルを使っていいかは、オイルの種類で答えが分かれます。ヘアケアとヘアアイロンのメーカー5社が公開している使い方の説明を並べると、普通のヘアオイルと、アイロンの前に使う専用のものとで、使うタイミングが分けて書かれているからです。
この記事では、メーカー5社の説明から分かる順番と、手元の1本がどちらかを見分ける方法、アイロンの前にどこまで乾かすかを取扱説明書で確かめる方法をまとめました。最後に、アイロンの後の仕上げに使うヘアオイルの量とつけ方の記事も紹介します。
読み終えるころには、手元のヘアオイルをアイロンの前と後のどちらに使えばいいか、迷わず自分で決められるようになります。
ヘアアイロンとヘアオイルの順番は?普通のオイルはアイロンの後
普通のヘアオイルは、ヘアアイロンの後に使います。調べたメーカー5社とも、アイロンの前に使うものとしては専用のもの(アイロン用、アイロンの前に使うと書かれたもの)を挙げていました。
アイロンの後に普通のヘアオイルを挙げているのは、ホーユーとパナソニックです。ホーユーは、基本的にヘアオイルはアイロンの後につけ、アイロンの前に使う場合はアイロンの前に使えるタイプを選ぶとしています。
下の表は、アイロンとヘアオイルの順番について、公式ページで説明を確認できた5社です。網羅ではありません。
| 社名 | どんな会社か | アイロンの前 | アイロンの後 | 前に使うときの書き方 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| ホーユー | ヘアケア製品 | 使うなら、アイロンの前に使えるタイプを選ぶ | 基本はアイロンの後につける | 手のひらでよく広げ、毛先を中心に軽く | 公式の解説ページ・2026年10月5日確認 |
| パナソニック | ヘアアイロンなどの家電 | ヘアアイロン用のスタイリング剤 | 最後の手順で、ヘアクリーム・ヘアオイル・ワックスなどで整える | 髪全体に薄く | 公式の使い方のページ・2026年10月5日確認 |
| SALONIA | ヘアアイロン・スタイリング剤 | ヘアアイロン用のヘアオイル | 手順には記載なし | タオルドライのあとになじませ、乾かしてからアイロン。タイミングはメーカーの指示や説明書に従う | 公式のコラム・2026年10月5日確認 |
| ReFa(MTG) | ヘアアイロン・ヘアオイル | ヘアアイロン用のヘアオイル | 手順には記載なし | 完全に乾かした髪に、毛先を中心に少量から | 公式のコラム・2026年10月5日確認 |
| ミルボン | ヘアケア製品 | ヘアアイロン前用のオイル | 記載なし | 使用方法を守り、つけすぎない | 公式の解説ページ・2026年10月5日確認 |
SALONIAとReFaは、紹介している手順にはアイロンの後のオイルがなく、よくある質問の欄で触れています。

アイロンの前は「使わない」という説明と「使う」という説明の両方があるのは、どのオイルの話かが違うからです。普通のヘアオイルなら後です。
ヘアオイルをつけてからヘアアイロンをするとどうなる?メーカーの説明
普通のヘアオイルを前に使わない理由として、ホーユーは、植物性や動物性の一般的なオイルは高温に弱く、アイロンを当てると酸化や焦げつきを起こすことがあると説明しています。ミルボンも、オイルは濡れた髪向け・アイロン用・仕上げ用など用途によって、適した使用タイミングが異なるとしています。普通のヘアオイルなら、アイロンの後です。


ヘアアイロンの前にヘアオイルを使うなら、アイロン用と書かれたもの
アイロンの前にヘアオイルを使うなら、使い方に「アイロンの前に」などと書かれた、アイロン用のものを使います。上の表のとおり、調べた5社とも、前に使うものとしてアイロン用のものを挙げていました。迷ったら、まず手元のボトルの表示を見ます。
手元のヘアオイルがアイロンの前に使えるかは、使い方の表示で見分ける
手元の1本がアイロンの前に使えるかは、ボトルや箱、販売元の公式サイトの「使い方」に、アイロンの前に使うと書かれているかで見分けます。SALONIAも、メーカーの指示や説明書に書かれたタイミングに従うよう書いています。私も、手元のヘアオイルの「使い方」の欄で、アイロンの前に使えるか確かめたことがあります。見る順番は次のとおりです。
- 「アイロン(コテ)の前に」とある → アイロンの前に使うもの
- それがなく、「乾いた髪に」「仕上げに」とある、または書いていない → アイロンの後に使うもの
- それがなく、「タオルドライ後に」「乾かす前に」とある → 乾かす前に使うもの(アイロンを使う日は、アイロンの前に使えるかも表示で確かめる)

「乾いた髪に」だけでは決まりません。ReFaは、アイロン用のヘアオイルも完全に乾かした髪につける手順です。決め手は「アイロン(コテ)の前に」などと書かれているかどうかで、迷う書き方なら、アイロンの前には使いません。
乾かす前に使うものと乾いた髪に使うものの見分け方は、ヘアオイルとワックスを混ぜるときの記事でも整理しています。
アイロン用のヘアオイルも、乾いた髪に少量から
アイロン用のヘアオイルも、アイロンの直前につけるなら、髪を乾かしてから少なめにします。ReFaは完全に乾かした髪に毛先を中心に少量からと紹介し、ミルボンは、アイロン前用のオイルでもつけすぎて加熱すると煙のように見える場合があるとして、つけすぎないよう書いています。量もタイミングも、製品の表示どおりにします。
濡れた髪につけるヘアオイルは、つける→乾かす→アイロンの順で
濡れた髪につけるヘアオイルは、タオルドライのあとにつけて、髪を乾かしてから、アイロンをかける順です。ミルボンは、濡れた髪を乾かすときに使う洗い流さないトリートメントは揮発する成分を多く含むものが多く、アイロンの直前につけると煙のように見えることがあるかもしれない、と説明しています。SALONIAが紹介している手順も、タオルドライのあとにオイルをなじませ、乾かしてからアイロンの順ですが、このタイミングでつけるオイルをヘアアイロン用のものとしています。アイロンを使う日は、乾かす前につけるオイルも、アイロンの前に使えるかを使い方の表示で確かめます。
乾かし方の手順と止めどきは、ドライヤーの乾かし方をメーカー4社の説明で比べた記事にまとめています。
アイロンの前にどこまで乾かすかは、取扱説明書で確かめる
アイロンの前に髪をどこまで乾かすかは、取扱説明書によって書き方が違います。調べた3機種でも3通りでした。
- テスコム ISC200:髪の毛をよく乾かしておく
- コイズミ KHS-8620:湿り気が残る程度までドライヤーで乾かす(濡れたまま使うと、高温の水滴が飛び散ってやけどするおそれ)
- パナソニック EH-HS95:使う前に、髪を均一に少し湿らせる

どれが正しいという話ではなく、機種ごとの書き方です。3冊とも整髪料についての注意はありますが、中身は、整髪料の付いた手で触らない(テスコム・コイズミ)、本体に付いたまま放置しない(コイズミ・パナソニック)といった本体の扱いと、使用中に本体や髪へヘアスプレーや可燃性の整髪料をかけない、パーマ液と同様の成分を含むスタイリング剤は使わない(パナソニック)、といったものです。乾かし具合は手元の取扱説明書を先に見て、オイルの表示と食い違うときは、そのオイルはアイロンの前には使いません。


ヘアアイロンの後のヘアオイルは、仕上げに使う
普通のヘアオイルは、アイロンの後の仕上げに使います。パナソニックは基本の使い方の最後の手順で、ヘアクリームやヘアオイルなどで整えるよう案内し、ホーユーは、基本はアイロンの後にツヤ出しとして使うと説明しています。使う場合は、アイロンの後の最後です。
仕上げのヘアオイルの量は、髪の長さで見当をつける
仕上げのヘアオイルの量は、髪の長さで見当をつけ、少なめから始めます。ホーユーは、髪の長さに合わせた量の目安を、ショートなら1〜2滴、ミディアムは2〜3滴、ロングは3〜4滴としています(アイロンの後に限った目安ではありません)。手元の製品の表示に量があれば、そちらが先です。ホーユーの目安を使うときも、少ないほうの数から始めて、足りなければ足します。


まとめ:普通のヘアオイルはヘアアイロンの後、前は専用のものを
普通のヘアオイルは、アイロンの後に少なめから使います。アイロンの前に使うなら、「アイロンの前に」と書かれたものを、表示どおりに使います。タオルドライのあとに使うタイプは乾かす前に使いますが、アイロンを使う日に使えるかは表示で確かめます。どこまで乾かすかは、手元の取扱説明書で確かめます。
仕上げの量から見直したい人は、広がりが気になる髪向けに、ヘアオイルの量とつけ方をまとめた記事もあります。
本文中の各社の説明と取扱説明書の記載は、2026年10月5日に各社のページで確認した内容です。「5社」はホーユー・パナソニック・SALONIA・ReFa(MTG)・ミルボンのページを、「3機種」はテスコム ISC200・コイズミ KHS-8620・パナソニック EH-HS95の取扱説明書を指します。表の「記載なし」「手順には記載なし」も、これらのページについての話です。


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