アミノ酸シャンプーってよく聞くけど、デメリットはないのかな。替えてから後悔したくないよね。
実は、アミノ酸シャンプーのデメリットの多くは、「洗う力がおだやか」という特長の裏返しです。アミノ酸系の洗う成分は、うるおいを残しながらおだやかに洗うのが特長だと、洗う成分をつくる素材メーカーの三洋化成が説明しています。物足りなさや泡立ちの控えめさを、このおだやかさと結びつけて説明するメーカーもあります。
この記事では、アミノ酸シャンプーを販売するメーカーなどの説明を読み比べて、デメリットと向いてない人、使い続けるとどうなるか、名前だけで選んでいいかをまとめました。
読み終えるころには、アミノ酸シャンプーを選ぶか、続けるかを、自分の頭皮と髪に合わせて決められるようになります。
アミノ酸シャンプーのデメリットは、物足りなさ・泡立ち・値段の3つ
アミノ酸シャンプーを販売するメーカーなどがよく挙げるデメリットは、洗い上がりの物足りなさ、泡立ちの控えめさ、値段の高さの3つです。
3つとも、複数の会社が挙げています。値段は、洗う成分をつくるコストの関係でやや高めな傾向がある、と modest が説明し、モアコスメティックスも、高めの商品が多いとしています。髪質によってはボリュームが出にくい、という説明もあります。
物足りなさと泡立ちは、洗う力のおだやかさと結びつけて説明されています。

物足りないのはなぜ?洗う力がおだやかなことの裏返し
洗い上がりの物足りなさは、アミノ酸系の洗う成分の「おだやかに洗う」という特長の裏返しです。
素材メーカーの三洋化成は、アミノ酸系の洗う成分は、うるおいを残しながらおだやかに洗うのが特長とし、一般的に、洗う力を強くすると必要な油分まで取りすぎてしまう、としています。
肌ナチュールも、メリットのひとつであるマイルドな洗う力が、ときに「弱い」と感じられてデメリットになることもある、と説明しています。MEDULLA(メデュラ)は、洗う力が控えめなため、毎日スタイリング剤を使う人や皮脂が多い人には、物足りないと感じることがある、としています。
感じ方は、皮脂や、ワックスなどのスタイリング剤の量で変わります(当ブログの整理)。
泡立ちが少ない?泡立ちにくいとされるが、一概には言えない
アミノ酸系の洗う成分は泡立ちにくいとされますが、一概には言えません。シャンプーの種類どうしを比べるときは、泡の多さだけで洗う力は決められません。
ホーユーは、アミノ酸系の成分は一般的に泡立ちにくいとされるが、ほかの洗う成分と組み合わせて使われることも多く、一概に示すのは難しいとし、泡立ちのよさと洗う力は必ずしも同じではない、としています。
peili(ペイリ)は、洗う力がおだやかなぶん、皮脂やスタイリング剤が残っていると泡がすぐに消える、としています。
泡立ちが悪いときは、いったんすすいでから2回目を洗う、と花王は案内しています。
ボリュームが出にくい?しっとりした仕上がりになりやすい
MEDULLA は、アミノ酸シャンプーはうるおいを保つ力が高いため、しっとりした仕上がりになりやすく、髪質によってはボリュームが出しにくい場合がある、と説明しています。
ホーユーも、細い髪や毛量が少ない髪は、もともとボリュームが出にくい、としています。花王は、ボリュームダウンが気になるときは、トリートメントを根元につけない、としています。
アミノ酸系かどうかより、仕上がりの重さとトリートメントのつけ方で調整します(当ブログの読み方)。
自分の髪が細くてやわらかいほうか分からないときは、髪の太さ・やわらかさの見分け方をまとめた記事もあります。


アミノ酸シャンプーが向いてない人は?皮脂やスタイリング剤が多い人
メーカーなどの説明で向かないとされるのは、皮脂が多く頭皮がべたつきやすい人、スタイリング剤をよく使う人、洗ったあとにすっきりしたい人です。
皮脂やスタイリング剤が多いと、洗い残しを感じたり、1回で落としきれなかったりすることがある、とモアコスメティックスや肌ナチュールは説明しています。すっきりしたい人は、新宿AGAクリニックと肌ナチュールが挙げています。
当てはまるかは、皮脂の量、スタイリング剤の使い方、好きな洗い上がりで見ます。

皮脂が多いと使えない?洗い方の工夫で取り入れられるとするメーカーも
向かないとする説明が多い一方、洗い方の工夫で取り入れられる、とするメーカーもあります。
modest は、皮脂が多くべたつきが気になりやすい人でも、洗い方やすすぎ方を工夫すれば十分に取り入れられる、としています。洗い方の例として、花王は、皮脂が多い人などは2度洗い(シャンプーを2回つけて洗うこと)できちんと洗えるケースもあるとし、すすぎをしっかりすることが大切、としています。
花王の洗い方とすすぎ方の手順は、髪が絡まる原因と対処法をまとめた記事にもあります。
まず洗い方とすすぎを見直し、それでもべたつくなら、ほかのタイプも候補にします(当ブログの整理)。
向いているのはどんな人?乾燥やパサつきが気になる人
向いているとされるのは、頭皮や肌の乾燥、髪のパサつきが気になる人です。
MEDULLA は乾燥肌の人や、髪のパサつきが気になる人に向いているとし、肌ナチュールや your SELECT. の記事も、乾燥やパサつきが気になる人を挙げています。


アミノ酸シャンプーを使い続けるとどうなる?合う人・合わない人がいる
続けて使ったときの感じ方は、合う人と合わない人で分かれます(当ブログの整理)。
MEDULLA は、続けて使うと、頭皮のうるおいを保つのに役立つ、と説明しています。一方でモアコスメティックスは、向かない人として、皮脂が多い人は頭皮のべたつきが気になる可能性がある、としています。
アミノ酸シャンプーを何週間・何か月続けるとどう変わるかは、この記事で紹介した各社のページには書かれていませんでした。
合うかどうかは、続けたときの洗い上がりと、頭皮のべたつきで決めます。
使い続けると髪質は変わる?太さはケアで大きく変わるとは限らない
シャンプーを続けても、髪の太さまで大きく変わるとは限りません。
ホーユーは、髪の太さは体質の影響が大きく、ケアで大きく変わるとは限らない、としています。
シャンプーは、髪質を変えるものとしてではなく、洗い上がりが自分に合うかで選びます(当ブログの整理)。


アミノ酸シャンプーではげる?合わなければやめる
新宿AGAクリニックのコラムは、アミノ酸シャンプーの使用が原因ではげる可能性は低いと考えられる、と説明しています。
ただし同じコラムは、使い方を誤っていたり、頭皮のタイプに合わなかったりすると、抜け毛やフケの原因になる可能性がある、とも書いています。
厚生労働省の通知では、化粧品の使用をやめる症状として、赤み・はれ・かゆみ・刺激などが挙げられています。シャンプーも同じで、使っていて頭皮にこうしたことが出たら、合っていないと考えて、使うのをやめます。
かゆいときは?すすぎを見直し、合わなければやめる
かゆいときは、まずすすぎ残しがないかを見直します。
peili は、すすぎが浅いと成分が地肌に残り、敏感な人は違和感やかゆみとして感じることがある、と説明しています。
花王は、かゆみがあるときは、その部分の頭皮だけもう一度洗ったり、すすぎ直したりするとよい、としています。
その場ですすぎ直してもかゆみが残るときや、赤みやはれ、ヒリヒリするような刺激があるときは、上と同じく、そのシャンプーは使うのをやめます。
アミノ酸シャンプーとは?ほかの洗う成分と組み合わせるのが普通
アミノ酸シャンプーは、アミノ酸系の洗う成分を使ったシャンプーのことです(modest の説明)。ただ、その洗う成分は、ほかの洗う成分と組み合わせて使うのが普通です。
三洋化成は、アミノ酸系の洗う成分は、通常は単独で使われることは少なく、ほかの洗う成分などと組み合わせて使われている、と説明しています。
modest も、入っている成分によって洗い心地が変わる、としています。同じ名前でも、洗い心地は商品ごとに違います。

アミノ酸シャンプーは名前で見分けられる?割合までは分からない
商品名や「アミノ酸」の表示だけでは、アミノ酸系の洗う成分がどれくらいの割合で入っているかまでは分かりません(当ブログの読み方)。
組み合わせて使うのが普通(三洋化成)で、泡立ちも組み合わせや量で変わってくる(ホーユー)からです。
選ぶときは、名前より、上で見た向き不向きと、商品の洗い上がりの説明(しっとり・さっぱりなど)を見ます(当ブログの整理)。


まとめ:アミノ酸シャンプーのデメリットは物足りなさ・泡立ち・値段
メーカーなどがよく挙げるデメリットは、物足りなさ・泡立ち・値段で、物足りなさと泡立ちは、洗う力のおだやかさの裏返しです。向いてないとされるのは、皮脂やスタイリング剤が多い人。続けたときの感じ方は人で分かれるので、名前だけで決めず、自分の頭皮と髪に合うかで選びます。
各社の説明は、2026年10月14日に確認した内容です。


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