ヘアオイルって、メンズもつけたほうがいいのかな。つけるなら、夜なのか朝なのか、どれくらいなのかも分からないよね。
実は、ヘアオイルをつけるかどうかは、髪の困りごとで決めてかまいません。使うなら、押さえたいのは、つけるタイミングと量、ワックスとの順番の3つです。
ヘアオイルには、お風呂上がりの乾かす前に使うものと、乾いた髪の仕上げに使うものがあるうえ、つけすぎるとベタつきやすく、ワックスのあとから重ねると形がゆるみやすいからです。
この記事では、うるおい研究室が、メンズのヘアオイルの夜と朝のつけ方、短い髪につける量、ワックスとの順番をまとめました。ヘアオイルだけでセットできるのか、アイロンを使う日はどうするのかにも答えます。
読み終えるころには、手元のヘアオイルをいつ、どれくらい、どの順番でつければいいかが分かって、まとまりのある髪型を目指せるはずです。
ヘアオイルをメンズが使うには?夜は乾かす前、朝は乾いた髪に少し
ヘアオイルは、夜はお風呂上がりにタオルで水気をとってから乾かす前に、朝につけるなら乾いた髪の仕上げに少しつけます。量は手元の表示どおり、少ないほうから始めます。ワックスと重ねるなら、オイルが先、ワックスが後です。
夜と朝で分けるのは、ヘアオイルに、乾かす前の濡れた髪に使うものと、乾いた髪の仕上げに使うものがあるからです。量を少ないほうから始めるのは、乾いた髪に多くつけると重くなりやすいからで、オイルを先にするのは、ワックスで形を作ったあとから伸びのいいオイルを重ねると、形がゆるみやすいからです。
夜と朝のつけ方をまとめると、下の図のようになります。手元の1本が夜と朝のどちらに使うものかは、次の大見出しで見分け方を説明します。
まずはこの3つを押さえて、夜と朝、量とつけ方、ワックスとの順番の順に、くわしく見ていきます。

メンズもつけたほうがいい?何のため?困りごとで決めてよい
男性も、ヘアオイルをつけないといけないわけではありません。つけるかどうかは、毛先のパサつきや広がりなど、いま困っていることで決めてかまいません。
ヘアオイルは、油を中心にした髪用のもので、髪の表面をなめらかに見せ、まとまりやツヤを出すために使うものとされるからです。困っていることがなければ、無理に足さなくてかまいません。
使う場面には、たとえば次のようなものがあります。
- 毛先がパサついて見える、広がる
- 濡れたようなツヤを出したい
- ワックスだけだと、髪がパサついて見える
ヘアオイルには、乾かす前に使うヘアケアのものと、乾いた髪の仕上げやセットに使うものがあり、どちらかで使う場面も変わります。
困りごとがあるなら使う、と決めてかまいません。
ヘアミルクとどっちがいい?困りごとと仕上がりの重さで決める
ヘアミルクとどちらがいいかは、髪質より先に、いま困っていることと、ほしい仕上がりの重さで決めます。ツヤを出してまとまって見せたいならオイル寄り、軽く仕上げたいならミルク寄りです。
ヘアオイルは油が中心、ヘアミルクは水分と油分が混ざったもので、仕上がりの重さが違うとされるからです。
困りごとを先に決めておくと、使ったあとで合っていたかどうかを判断しやすくなります。片方だけで足りることも多く、困っていないなら、どちらも足さなくてかまいません。
困りごとと、ほしい仕上がりの重さで決めます。オイルかミルクかの決め方と、両方使うときの順番は、ヘアオイルとヘアミルクの違いをまとめた記事にあります。
夜と朝、どっちにつける?手元の1本の「使い方」の欄で見分ける
夜(お風呂上がり)につけるか、朝(セットの前)につけるかは、手元の1本の「使い方」の欄で見分けます。「タオルドライ後に」「乾かす前に」とあれば夜に、「乾いた髪に」「仕上げに」「スタイリングに」とあれば、朝やセットにも使えるものです。
ヘアオイルには、お風呂上がりの乾かす前に使うヘアケアのものと、乾いた髪の仕上げやセットに使うものがあり、見た目や名前だけでは見分けにくいからです。使い方の欄に書かれたタイミングが、見分ける手がかりになります。
見分けるときは、次のところを見ます。
- 見る場所は、ボトルや箱、商品ページの「使い方」の欄です
- 「洗い流さないトリートメント」と呼ばれるものは、だいたい乾かす前に使うものです
- 夜も朝も使えると書かれたものなら、どちらにも使えます
- どちらとも書いていないときは、乾いた髪に少しだけつけてみて、伸びずに一か所に残るなら、乾いた髪向けではないのかもしれません
この見分けで、朝にもつけるか、セットに使えるか、アイロンの前か後か、も分かれます。乾かす前に使うものと乾いた髪に使うものの見分け方は、ヘアオイルとワックスを混ぜるときの記事でも整理しています。
まずは、手元の1本の「使い方」の欄を見るところから始めます。
夜のつけ方は?タオルで水気をとって、乾かす前に毛先から
夜は、タオルで水気をとってから、手のひら全体に薄く広げて、毛先から中間へなじませ、すぐに乾かします。
髪が濡れているうちのほうが行き渡りやすく、びしょ濡れのままだと偏りやすいからです。つけたら、濡れたまま置いておかずに、そのまま乾かします。
つけるときは、次のところに気をつけます。
- タオルは、こすらずに押さえて水気をとります
- 短い髪も、つけるのは毛先側からで、根元や頭皮は避けます
- 寝る前は、根元や襟足まで乾かしてから寝ます
夜は、水気をとって、毛先から、すぐ乾かす、の順です。寝る前につけるときの乾かし方と、乾かしたあとに足す量は、ヘアオイルを寝る前につけるときの記事にあります。
朝もセットの前につけるべき?夜につけたなら、気になる朝だけ
夜に乾かす前用をつけているなら、朝は足さなくてもかまいません。毛先のパサつきや広がりが気になる朝だけ、乾いた髪の毛先に少しつけます。朝に使うのは、仕上げに使えると書かれたものです。
私は、ヘアオイルは夜だけ使っていて、ワックスを使うときは、オイルはつけていません。
乾かす前用は、洗ったあとの濡れた髪に使うものなので、朝に髪を洗わない日は足さなくてよい、という考え方があるからです。朝につけるかどうかも、困りごとで決めてかまいません。
朝も夜もつける日は、朝の分を、乾かす前より少なくします。乾いた髪に同じ量を足すと、重くなりやすいからです。朝に髪を洗った日も、乾かす前用なら、タオルで水気をとってから乾かす前につけます。
寝ぐせがついた朝は、寝ぐせのところを根元から湿らせて乾かし直し、つけるならそのあと、乾いた髪に少しです。私も、寝ぐせは、少しの水で髪を濡らして、ドライヤーで乾かして直しています。水だけではなじみにくいときは、寝ぐせ直し用のミストや蒸しタオルを使う方法もあります。
朝は、気になる日だけ、乾いた髪に少しで足ります。毎日つけていいかと、1日に何回つけるかは、ヘアオイルを毎日つけるときの量と落とし方をまとめた記事にあります。


量と付け方は?手元の表示どおり少ないほうから、手のひらに広げて
量は、手元のボトルや箱の表示どおりにして、その範囲の少ないほうから始めます。つけるときは、手のひら全体、指のあいだまで薄く広げてから、髪にふれます。
量の目安は商品ごとに違い、数え方も「滴」の商品と「プッシュ」の商品があって、ひと押しで出る量も容器によって違うからです。少なければあとから足せますが、多すぎた分はあとから減らせません。手のひらで広げずにつけると、最初にふれたところに集まりやすくなります。
量を決めるときは、次のように考えます。
- 表示に量が書かれていないときは、少しだけ手に取ってなじませ、足りなければ少しずつ足します
- 短い髪は、髪の面積が小さいぶん、同じ量でも重くなりやすいので、少なめから始めます
- 乾いた髪(朝)には、乾かす前(夜)より少なくします
- ベタベタするなら、量が多いのかもしれません
少ないほうから、手のひらに広げてからつけます。髪の長さ別の量の目安と、毛先からのつけ方は、広がりが気になる髪向けに、ヘアオイルの量とつけ方をまとめた記事にあります。
短い髪はどこからつける?夜は毛先から、朝は内側から
濡れた髪(夜)は、毛先側から中間へつけます。乾いた髪(朝)は、手のひらに薄く広げてから、髪の内側に指を通して毛先までなじませ、表面と前髪は最後に、手に残った分でなでます。
乾いた髪の表面や前髪にいきなりつけると、そこだけ重くなって、ぺたっとしやすいからです。
夜に毛先からつけるのは、乾いてパサつきやすい毛先に、先に行き渡らせるためです。前髪は、手に残ったくらいで足ります。
夜は毛先から、朝は内側から。前髪と表面は最後です。
頭皮につけてもいい?根元や頭皮は避けて、毛先側に
髪用のヘアオイルは、根元や頭皮を避けて、毛先側につけます。
根元のほうにつけると、オイルが地肌についたまま残りやすく、髪もぺったり重く見えやすいからです。
手のひらに広げたら、地肌にふれないように、髪の内側に指を通します。短い髪ほど根元が近いので、手に残ったくらいで表面をなでる程度にします。
根元と頭皮には、つけないようにします。
サラサラとしっとり、どっち?細い髪は軽め、太く硬い髪はしっとり
細くてやわらかく、ぺたんとしやすい髪なら、「サラッと」など軽めの言葉のもの、太くて硬く、広がりやすい髪なら、「しっとり」「まとまる」の言葉のものから選びます。
ヘアオイルには軽いものから重いものまであり、髪の太さに合わせて、誰向けかを書き分けた商品もあるからです。
ボトルや商品ページにある、「細い髪に」「硬い髪に」のような誰向けの書き方も手がかりになります。セットで濡れたようなツヤを出したいなら、とろみのある重めのものが向くとされます。
髪の太さと、ほしい仕上がりで選びます。細い髪・やわらかい髪の選び方は猫っ毛のヘアオイルの記事に、太くて硬い髪の選び方は剛毛のヘアオイルの記事にあります。


ワックスと一緒に使っていい?順番はオイルが先、ワックスが後
ヘアオイルとワックスは、一緒に使ってかまいません。重ねるなら、オイルが先、ワックスが後です。
オイルを先になじませてからワックスで形を作れば、作った形がゆるみにくいからです。反対に、形を作ったあとから伸びのいいオイルを上に重ねると、形がゆるんだり、ベタついたりしやすくなります。
重ねるときは、次の順です。
- 乾いた髪に、手のひらに広げたオイルを、内側からなじませます
- そのあと、ワックスを手のひらに広げて、形を作ります
- 手のひらで混ぜて一度につけるなら、オイルを先に手のひらに広げてから、ワックスを足します
バームなど、ワックス以外のものと重ねるときの順番は、それぞれ手元の表示を確かめます。
ツヤを足したいときは、ワックスのあとに、手に残ったくらいのごく少しを毛先になじませる使い方もあります。多いと、形がゆるんだりベタついたりします。
形を作るために重ねるなら、オイルが先、ワックスが後です。混ぜて使うときの量の決め方と、つけすぎたときの直し方は、ヘアオイルとワックスを混ぜるときの記事にあります。
乾かす前に使うオイルなら?乾かす前にオイル、乾かしてからワックス
手元の1本が乾かす前に使うものなら、乾かす前にオイル、乾かしてからワックス、と2回に分けます。
乾かす前用は、乾かしながらなじませる前提のもので、乾いた髪の上でワックスと合わせると、伸び方が変わって重くなりやすいからです。
たとえば、次のような流れです。
- 夜に髪を洗う人は、夜にオイルをつけて乾かし、朝はワックスで形を作ります。毛先が気になる朝だけ、ワックスの前に、仕上げに使えるものを少し足します
- 朝に髪を洗う人は、タオルで水気をとってオイルをつけ、乾かしてからワックスで形を作ります
乾かす前用なら、2回に分けて使います。


ヘアオイルだけでセットできる?重めなら濡れ感を出せるものも
乾いた髪の仕上げに使う、とろみのある重めのオイルなら、濡れたようなツヤや毛束の感じ(濡れ感・束感)を出せるものもあります。乾かす前に使う軽めのオイルは、つけた直後は濡れたように見えても、乾くと質感が残りにくいことがあります。髪を立ち上げたり、形をしっかり作って保ったりしたいなら、ワックスなどと合わせます。
オイルとワックスでは、働きが違うとされるからです。オイルは髪の表面をなめらかに見せて、まとまりやツヤを出すもの、ワックスは髪を毛束にまとめて、作った形を留めるもの、という違いです。
オイルだけなら、濡れ感を生かした、動きの小さい自然な髪型に向く、という説明もあります。オイルの質感は、さらっと軽いものから、とろみの強い重いものまであるので、濡れ感を出すなら重めのものから選びます。
私は、オイルだけでセットしたことがありますが、ワックスほど、毛束をまとめる力は強くないと感じました。
濡れ感や束感を出したいなら、重めのオイルだけで出せるものもあります。立ち上げたり、形をしっかり作ったりするなら、ワックスなどと合わせます。
ヘアオイルでのセット方法は?乾いた髪の内側から、少しずつ足す
乾かした髪に、手のひらに薄く広げたオイルを、髪の内側から、中間から毛先へなじませます。表面と前髪は最後に、手に残った分で整えます。濡れ感が足りなければ、一度に多くつけず、少しずつ足して様子を見ます。
毛先や表面にいきなりたくさんつけると、そこだけ重くなって、形がつぶれやすいとされるからです。多すぎた分は、あとから減らせません。
たとえば濡れ感を出したいときも、まず手のひらに広げた分を内側からなじませ、物足りないところにだけ少し足します。
内側から、少しずつ足して整えます。
アイロンの日は?直前に髪をとかし、普通のオイルはアイロンのあと
アイロンを当てる直前は、髪をとかして、もつれのない、まとまった状態にしておきます。前に何かつけるなら「アイロンの前に」と書かれたものにして、普通のヘアオイルは、アイロンのあと、熱が冷めてから少しつけます。
とかしてもつれをなくしておくと、アイロンの熱がむらなく伝わって、形がきれいにつきやすいとされるからです。ここでいう形のつきやすさは、とかしておくことの話で、オイルの働きの話ではありません。また、普通のヘアオイルはアイロンのあとに使い、前に使うなら専用のものを、と案内されることが多くあります。
アイロンでセットする日は、次の順です。
- ①髪を乾かします。どこまで乾かすかは、アイロンの取扱説明書で確かめます
- ②髪をとかして、もつれをなくします
- ③アイロンを当てます。前に何か使うなら、「アイロンの前に」と書かれたものにします
- ④形をつけたら、熱が冷めるまで触らずに待ちます
- ⑤使うなら、普通のオイルを少しつけます。乾いた髪なので、乾かす前より少なくします
- ⑥ワックスで形を作ります
前の晩につけたオイルが朝まで残っていそうな日は、アイロンの前につけたのと同じと考えて、そのオイルがアイロンの前に使えるものか、手元の表示を確かめます。朝に髪を洗って、乾かす前にオイルをつけた日も、同じように表示を確かめます。アイロンの前に使えるオイルの見分け方と、どこまで乾かしてから当てるかは、ヘアアイロンとヘアオイルの順番をまとめた記事にあります。
アイロンのあとにオイルをつけてベタベタするなら、量が多いか、オイルが重いのかもしれません。乾いた髪には乾かす前より少なくして、熱が冷めてからつけます。それでも重いなら、軽めのものにする方法もあります。ベタつき方から、量・つける場所・オイルの重さのどこを見直すかは、ヘアオイルがベタつく原因と直し方をまとめた記事にあります。
アイロンの前は髪をとかし、何か使うならアイロン用のものにします。普通のオイルは、アイロンのあとです。

パーマ後のヘアオイルは?乾かす前に毛先からなじませて乾かす
パーマをかけた髪も、オイルを使うなら、タオルで水気をとってから、乾かす前に毛先からなじませ、指を通しながら乾かします。
洗ったら、濡れたまま置かずに、早めに乾かすよう案内されることが多いからです。
私は、パーマをかけていたときは、オイルを手につけて、髪にくしゃくしゃっとつけていました。
乾いたあとに濡れ感を足したいときは、上のセット方法と同じく、少しずつ足します。
パーマの髪も、使うなら、乾かす前に毛先からなじませて乾かします。


まとめ:夜は乾かす前、朝は少し。量は少なめから、ワックスの前に
ヘアオイルは、つけるかどうかを困りごとで決めてかまいません。使うなら、夜は乾かす前に、朝は気になる日だけ乾いた髪に少しです。量は手元の表示どおり少ないほうから始め、ワックスと重ねるならオイルが先です。
オイルだけなら、重めのもので濡れ感を出せるものもあり、形をしっかり作るならワックスなどと合わせます。アイロンの日は直前に髪をとかし、普通のオイルはアイロンのあとにします。


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